わたしがポンコツちゃんな理由
はじめまして、ポンコツちゃんと申します。
なぜポンコツちゃんというへんてこな名前にしたのか?と思う人は多いでしょう。
そんなへんてこな名前に名前負けしないくらいに、中身が変わってるんです。
わたしはADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害を患っています。
もちろん内部障害なので、見た目からは分かりません。
わたしなりのイラストで困っていることを描くとこんな感じです。
あなたの職場や学校にこんな人は居ませんか?
もしくはあなた自身がこんな症状に困っていませんか?
ADHDは20人に1人の割合で居ると言われています。
ポンコツちゃんは常にこんな感じで人間の皮を被って生きてます。
ADHDの要素があることが他人にバレるのがとっても怖いです。
ADHDの主な症状は「不注意」、「多動性」、「衝動性」。
すごーく簡単に言うと宇宙人みたいな人です。
ポンコツちゃん自身、またの名を宇宙人とも言われていました。
小学生の頃から忘れ物が酷く、1日1個以上は忘れ物をするレベルでした。365日に換算すると365個以上ですね。
毎回、落とし物箱や忘れ物箱に私物が入っていて「これポンコツちゃんのでしょー!」とクラスの男子によく言われていました。
落とし物常習犯過ぎて、落とし物箱・忘れ物箱はポンコツちゃん専用のお道具箱と化してました。
遠足に行って水筒を忘れてきたエピソードもあります。
小さな頃は多動もかなり酷く、病院に行けば回転椅子をくるくると回して先生の話もロクに聞けませんでした。
きっと幼少期のポンコツちゃんは陶芸家を目指していれば日本一だったに間違いないですね。
今は病院だと足をぶらんぶらんするくらいです。そして、今でもじっとしてるのが苦手です。
よくジェスチャーが多いとも言われますが、これはただの自分の癖かもしれません。
衝動性はまさに衝動性。
皆さんが思う衝動性はやっぱり買い物かな?
ポンコツちゃん的には後先考えず発言してしまったり、衝動的な感情が爆発してしまうことが多かったり、衝動的に買い物をしてしまったり。
かなり前のめりな性格なので、猪タイプで諸突猛進。
かなり前に流行った動物占いではこじかタイプでした。そうです、これがギャップってやつです。
ここまで読んで変わってるなぁ、と思った貴方はきっとなんとなーくADHDの宇宙人感が掴めたはず。
そうなんです、ADHDは意外と子供の頃は見落とされがち。(ポンコツちゃんも大人になってから発覚しました)
個人差はありますが基本的に子供は
ADHDの主な症状である「不注意」、「多動性」、「衝動性」の塊みたいなもの。
ただし大人になるに従って、自分のADHD要素が明るみになるんです。
大人になるにつれて、目立っていくんです。集団から浮いていくんです。馴染めないんです。
普通に喋ってるつもりなのに変わった子・変な子のレッテルを貼られ、しまいには悪口に発展。
気付いたらいつも1人ぼっちになってるんです、不思議と。
じわじわと自分が立っている場所が溶け出していく感覚。
最後にはどぼん、と冷たい海に引きずり込まれてしまいます。
そんな感じで社会に馴染めず、メンタルクリニックに駆け込みました。
頭の中も部屋の中も散らかってばかりで、まとまらないのでポンコツちゃんの場合は自分の性格や、エピソードを書いたノートを持参して、先生にペラペラと読んでもらったところ
「ADHDっぽいねー」と言われ、あれよあれよと言う間にテストを受け、そして障害者手帳が交付され、2年前の26歳の夏にいきなり障害者になりました。
そんなポンコツちゃんの日記です。